染み抜きの方法

飲み物の染み抜き

 

 

飲み物の代表といえばコーヒーや紅茶、ジュースということになりますが、まずは応急処置として濡れタオルなどでソフトに上から押さえて原料を吸い取るようにするのが先決です。

 

 

逆にここで強く抑え過ぎると、繊維の奥にしみ込んでしまうので加減には注意が必要です。不幸にも外出先でしたら、携帯用のウェットティッシュを代用しても構いません。これは普段携行しておくと何かと重宝します。

 

 

せっけん液か薄めた中性洗剤を使う場合は、含ませた布などで軽くたたくようにして汚れを落とした後で、水やぬるま湯を霧吹きを使って吹いて全体にぼかしておくようにしてください。

 

 

油分が多い飲み物だったら、ベンジンかアルコールを脱脂綿等に含ませて軽くたたいて先に油分を取ってから、せっけん液か薄めた中性洗剤で洗うようにしてください。

 

 

どうも上手くいかないからと、強くこするのは厳禁です。こすってしまうと、生地表面が傷んで毛羽立つこともあります。どうにも落ちにくい場合は、自分で落すのは止めて専門の業者に依頼するのが基本です。

 

 

紅茶にはレモン汁が有効で、お茶の場合はアンモニア液を浸したタオルがいいでしょう。又、牛乳の染みにはベンジンが有効で、これを浸したタオルでたたき拭きしてください。