染み抜きは家庭でも可能
普段生活をしていて洋服や絨毯などに染みをつけてしまい困ってしまうことが多々あると思います。染みになるものは、食事の際の定番である醤油やソース、カレーやコーヒーなどをはじめ、お化粧の時のファンデーションやマニキュアをつけてしまうこともしばしばあります。
又、仕事中でも油性ペンやボールペンをワイシャツなどにつけてしまうこともあり、こうした時の染み抜きを知っておかないと非常に支障も大きいものとなるでしょう。ここではそんな染み抜きの方法についてお話をしたいと思います。
ひどい染みの場合は専門家にまかせるのがいいと思いますが、そうでもない場合には家庭でも十分対応できることもあり、特に急を要する時はそれこそ待ったナシですから知っておいて損はありません。
基本的に、家庭で行う染み抜きで共通するポイントは、まずどんな染み汚れの場合でも、輪ジミを作らないように気をつけることで、これは霧吹きなどで周囲をぼかしておくのが有効です。
又、正絹の染めの着物や化繊の着物に薬品を使おうとする時は、先だって目立たない箇所で色落ちがないかを試してからにしましょう。高価な正絹着物などではこれを怠ると大きな後悔をすることもあります。
基本的に良く使うのはせっけん液、中性洗剤、ベンジンなどですが、染みの原料によって方法が異なるので、それぞれ事前に確認するようにしてください。