染み抜きの方法

血液の染み抜き

 

 

血液も染みがついてすぐなら以外に水だけでも落ちることがあるのですが、時間が経過して乾燥してしまうと非常にやっかいです。



まずはできるだけ迅速に中性洗剤で血液の染みをできるだけ洗い流します。この時、中性洗剤に加えてアンモニア水を数滴入れておくと効果が上がります。

 

 

十分に洗った後は水で洗剤と血液を洗い流しまましょう。次に血液の場合は漂白処理を行うのが必須です。ただし漂白剤を使用する場合には注意しなければならない点として地色の色落ちがあります。

 

 

漂白剤を使用する前にまずは目立たない所でのテストをお勧めします。もしもテストで脱色したら漂白剤の使用はあきらめましょう。

 

 

使用する漂白剤は、市販の酸素系漂白剤や消毒用のオキシドールが適しています。血液の染みにはアンモニア水と酸素系漂白剤がやはり有効で、漂白剤が反応すると泡が出るので効果が確認できますから、そのまま衣類に合った方法で洗濯してください。

 

 

しかし、なかなか落ちない時や、大量の血液がついてしまった場合は、つけ込みによる漂白方法が有効となります。先ほどと同様に酸素系漂白剤にはアンモニア水を少し加えて、漬けこみ時間は約1時間みてください。

 

 

もちろん時間が長いほど効果も高まりますが、色落ちの危険性も高くなるので、時折色落ち具合を確認した方がいいでしょう。